お片づけから暮らしと家計をプラスに導くお手伝い
旭川の整理収納アドバイザー いのしたけいこです。
先日、高齢のお母様のお家を片付けてほしいとのご依頼をいただき、
3日かけて整理収納作業をしてきました。
高齢者のお家を作業するときは、注意することがいくつかあります。
・今使っている場所を変えると戻せなくなる。
・複雑な収納は使いにくい
・透明やクリアな容器は判別しにくい
など、ひとつひとつ聞きながら打ち合わせをしていきます。
今回は、収納場所を変えないこと、アクション数が少なくて
取り出しやすい収納であること、ラベルの字を大きく目立つように
という点を特に注意しての作業になりました。
こちらビフォー画像です。(お客様のご了承を得て掲載しています、複写、流用などはしないでください)
壁面いっぱいの横長の収納です。もともと扉がついていましたが、
取り出しにくいという事ですでに外していました。
ぎゅうぎゅうにモノが詰め込まれているので、入りきらないモノが
部屋中に溢れています。
まずは、モノをすべて出して、使っているモノと使っていないモノを分けます。
使っていないモノ、壊れれいるモノ、古すぎるモノなどを取り除きました。
使っていないけどお母様が大切にしているモノは、そのまま収納することにしました。
左には、行き場のないモノを入れた大きな箱が押し込められていましたが、その箱は取り除き、
新聞紙のストックと、裁縫箱やアイロンなどを収めました。
真ん中は、お母さまの大事な書類と、木の箱にアクセサリーが入っています。
書類は床に直置きだったのでカラーボックスを入れました。
いつものお片づけでしたら、書類はファイルボックスを使ってファイリングしますが、
お母さまの使い勝手を優先して、「棚に用途別に入れる」だけの収納にしました。
どこに何か入っているかわかるように、カラーボックスにラベルを貼っています。
右の収納を全部入れ替えです。収納のスペースをフルに生かせるようサイズを測り、
いろんなメーカーのモノを比較し、無印良品のポリプロピレン収納ケースに統一。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=843x10000:format=jpg/path/sc08b89bdeeffb86b/image/ia310fddefbc7d087/version/1503798693/image.jpg)
深型の収納には、仕切りとしてたくさん余っていた紙袋を使いました。
浅型の収納には、キッチン用の仕切りトレー。100円ショップのセリアに売っています。
実はこれ、無印良品の収納ケースにもピッタリだし、
他の引き出しや、机でも使えます!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=434x10000:format=jpg/path/sc08b89bdeeffb86b/image/i7cf1f95b26cc0881/version/1503799080/image.jpg)
残念ながら3つは入りませんが、大と小の組み合わせはOKです。
好きな位置で仕切れるので、細かいものスッキリします。
なかなかおススメです^_^
さて、今回のお片づけではプチDIYもやりました!
それは、新聞ストッカー用の「キャスター付き台」の製作です。
材料は100円ショップで揃えました。
お客様が使っている新聞ストッカーは積み重ねるタイプ。
でも、重たくて積み重ねて使わずに、ばらして使っていましたので、
では両方にキャスターがあるといいですね!という事で、
キャスターのない方のストッカーに台をつけました。
重たい新聞もラクラク!収納スペースにもピッタリ♡
このほか、画像はありませんが、部屋を狭くしていたハンガーラックも玄関に移動し、
空間が広くなって見通しも良くなり、壁に絵を飾ることも出来ました!
他にもまだ作業したい個所がたくさんあります。
高齢のお母さまが使いやすく、同居の家族もストレスのない整理収納が
求められる年代なのですね。
収納はライフステージによって変わります。
変えるからこそ、生活しやすくもっと暮らしを楽しめるようになります。
ぜひ、今よりもっと楽しく快適な暮らしが実現できる
整理収納サービスをお試しくださいね!
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