職場の整理収納を始めました。
職場は障がいのある人たちが通所する美術館で、陶芸や創作活動の場になっています。
館内には作品の収蔵室があり、6万点を超えるであろう作品が収蔵されています。
(正確にはまだまだ多いと思われる)
美術館の開設から13年が経過し、作品の数も増えて収蔵室が手狭になってきたのです。
4月から12月までは美術館での展示のほか、出張展示が多数あり作品の動きが多すぎるため
1月から3月までが整理収納のチャンスとなります。
これほど大掛かりな整理収納は初めて、
1年かけてモノと人の動きを観察し、見えてきた収納イメージを形にしていきます。
【現状分析】
開設当初は収納場所がある程度決まっていたようですが、作品が増えたことや、
作品の出入りが多いことから、作品が散乱してしまっていました。
動きの少ない作品や使っていないモノ、作品以外のモノがスペースを占めていて、
新たな作品の置き場所がなくなってきていました。
そのようなことから探し物に時間がかかり、必要なモノが見つけられない、
同じものを重複して買ってしまうといったことが起こっていました。
【改善プラン】
作品の収蔵室および、他の部屋を含めた全体的な収納プランを立てる必要がありました。
目的からモノを分類し全体量を把握、用途に合わせて収納場所をそれぞれ決めていきます。
例)作品は収蔵室、展示に使う道具は展示室など。
作品は作家ごと、大きさごと、素材ごと、使用頻度ごとといった要素で分けて収納用品を決定します。
道具類はアイテムごとにわけます。
ラベリングをし、さらに全体の収納マップを作成して完成となります。
「作品は作家ごと、大きさごと、素材ごと、使用頻度ごとといった要素で分けて収納用品を決定」
これがとっても大変で、棚に収まりきらない大型作品をどのように収納するか?
すごく悩んだ末に手作りしてみました。
これがなかなか良い仕事をしてくれています!現場で生まれるアイディアは実用性が高いです。
さて、まだまだ改善プランは続きます。
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